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強い心で現代社会を生き抜こう|うつ病はいくつかの種類に分けられる

うつのタイプ

頭を抱える人

うつが注目される理由

ストレス社会と呼ばれる現代社会において、うつは非常に注目されているものでもあります。というのも、うつ病は働き盛りの20代から40代の世代に多く見られ、就労者のおよそ2割程度の方を蝕んでいる心の病なのです。最近ではうつで仕事を一時リタイアする方も多くなっていることから、働く側だけでなく雇用する側にとっても無視できない病気となっています。うつの方を無理に働かせるのは職場全体の士気にも関わることから、最近ではうつの方の病気改善、復帰に力を注ぐ会社も増えてきました。もし自分がうつ病かもと疑う場合には、職場の上司など上の方に相談し、サポートが受けられないかどうか話し合ってみましょう。また、うつ病というのは基本的に責任感の強い、真面目な方がかかりやすいものであるので、これは戦力になる人こそ、うつ病になりやすいとも言えます。しかしながら、うつ病は治らないものではありません。現在ではその治療法も確立されており、効果的な薬物に期待することができる他、臨床心理士による認知行動療法を併用すれば、劇的な回復も期待することができます。その他にも、社会復帰のための様々なプログラムもクリニックや病院で行われている他、専門家が企業に訪問し、問題解決に向けての教育を行ってくれたりもし、うつ病の方を取り巻く環境は少しずつですが、希望を持てるようになってきています。

うつの特徴

うつの特徴は、何と言っても、慢性的に続く、強い落ち込みにより、これが深刻化し、長期間続くと、死について考えたり、それに向けて実行したりする場合も出てくることです。これがうつ病の主たる特徴であり、おそらく、多くの人が持つ、うつに対する一般的イメージでもあるでしょう。しかし、実際には、うつにもいくつか種類があります。一つの種類としては新型うつ病というのがあります。これは、職場などの特定の場面だけうつ状態となり、自宅などでは平常でいられるというものです。そのため、知らない人から見れば、ただ怠けているように映るものでもあります。その他のうつ病の種類については、仮面うつ病というものがあり、本人にうつ病であるという自覚がなく、不眠や疲労といった身体症状が出るという場合もあります。これらの他に、極端な気分の高揚と、落ち込みが繰り返される躁うつ病という種類のものもあります。また、妄想が現れる場合もあります。うつ病が進行することで現れてくる妄想として、自分を罪深いと感じる罪業妄想や、自身が重篤な病気にかかっているのではないかと信じ込む心気妄想、自分には財力が全くないと頑なに信じ込む貧困妄想があり、うつの妄想でさえも3種もあります。このように、世間ではうつ病と一言で片付けられますが、実は様々な種類のものがあり、それぞれで対応の仕方が異なります。