女性ナース

強い心で現代社会を生き抜こう|うつ病はいくつかの種類に分けられる

自分で追い込まないために

先生

心と体に現れます

気分障害の一つにうつ病があります。一般的には意欲が低下し、物事に興味が無くなるような無気力感が発症していきます。また、精神的な負担だけでなく、身体的な症状がさまざま現れる事もあり、種類も多岐に渡っています。うつ病は単極性障害とも呼ばれ、憂うつ状態のみを発症しますが、双極性障害はうつ症状だけでなく、躁の状態が交互に現れ、程度によっては幻覚や妄想などの精神病の症状が見られます。最近では精神的負担に対して自覚症状がないまま、身体的な不具合に隠された仮面うつ病があります。そして、頭痛やしびれ、めまいなどの身体的不具合をさまざまな科に受診しても原因が特定できず、心療内科を受診することで回復に向かうケースがあります。臨床心理士と共に行うカウンセリングは、自分で無意識に押し込めた精神的苦痛の原因を突き止め、本来の自分と向き合うために思考を整理していく方法です。この認知行動療法はうつ病を治療するためには不可欠なものとなっています。治療にはカウンリングと共に薬物療法を行います。さまざまな種類の抗うつ薬や抗不安薬を使用し、副作用の少ない自分の体質に合う薬を選定していきます。抗うつ薬により脳内にある神経伝達物質の動きを活発にすることで回復させていきます。

自分を見つめ直しましょう

従来うつ病というと更年期障害との結びつきが強く、中高年の女性を中心に発症していました。更年期障害の治療に抗うつ薬を使用する例もあり、種類で分類すると、退行期うつ病、初老期うつ病と呼ぶことがあります。社会的立場の変化や、環境が変わることで発症し、凝り固まった自己の性格との関係もあります。女性ホルモンの源でもあるエストロゲンが閉経と共にバランスが崩れ、更年期障害特有の倦怠感やイライラした感じと共に無気力な症状が発症します。その他の種類に非定型うつ病があります。こちらは20代から30代を中心に発症し、楽しいことがあると一時的に気分が良くなり、抑うつ症状が緩和されますが、ある一定の事柄に対してパニックを起こしたり、夜になると不安感が増加する病気です。パニック障害は一見すると全くその病気に気が付かず、パニックになる事例以外は睡眠障害や摂食障害などの極端な病状が出ません。そして、社会不安障害は朝から昼にかけては症状がなく、夕方から夜になると体調が不安定になり、イライラしたり大きな不安感に襲われます。どの種類のうつ病も医療薬が開発されており、早期に受診すれば比較的早い段階で回復していきます。時には自分を見つめ直し、負担が掛かっていないか客観的に分析してみるとよいでしょう。